ルームメイトがDVDを買ってきた。
「28 Days Later」と「Seven Samurai」。 直訳そのままだけど、「Seven Samurai」の方は、そう、黒澤監督の「7人の侍」。 「28 Days Later」の方は、CMなんかでちらっと見ただけでもかなり怖そうだったので、ホラーや怖い映画全般ダメな私はずっと避けていた。 でも、ルームメイトが「いい映画なんだから、ほんと!」とあんまり言うので観てみることにした。 結果、怖かった。 ウィルスが蔓延して、人間が姿を消していくってストーリー。 そのウィルスに感染すると、ゾンビになっちゃうのね。 んで、そのゾンビは感染してない人間を次々と襲っていくの。 ゾンビの血を、口や目、傷口なんかから体内に入れると感染する。 治療法なんて見つかる前に皆襲われてしまうので、ゾンビになるか、ゾンビに食べられて死んでしまうか、しかない。 で、結局。 感染するきっかけがある日起こってから28日後にはロンドンやその近郊都市は人間が全くいない状態になってしまう、っていう…… これね、ゾンビもの、なんて単純に言うとバカバカしいって感じするでしょ。 でもよくできてるんだ~。 監督が「トレインスポッティング」のダニー・ボイルなんだけど、映像の使い方(っていうのか?)とか、やっぱり共通なセンスがある。 主人公のジムが、意識不明の状態から、病院のベッドで目を覚ますんだけれど、病院どころかロンドン中から人が消えてしまってる。 そのシーンが圧巻なんだ。 都会って、人間が作り上げた建物、道路、たくさんのものがごちゃ混ぜに存在してるでしょ? そういうところから一気に人が消えたらこんな感じなのかと思うと、余計に怖さを感じる。 しかも細かいのが、例えばお店の中に入ると、食料品なんかが食べられる状態なんだ。りんごとか、腐ってないものもあったりして、まだ人が消えてそんなに経ってないって感じがするところ。 これが、もともと人のいない草原に、1人で歩いてるとかだと全然怖いとか思わないのにね。 そのシーンを見ていたら、6年ほど前に見たカナダ映画「ラスト・ナイト」を思い出した。 あの映画も、ありえないけど、ありえそうな感じしたなあ。 ちなみに、「28 Days Later」は、ハッピー(?)エンドで終わるし、ところどころ笑えるような場面もあるし、後味悪くはないので結構おすすめです。私が観れた怖い映画だし。笑。 夢にゾンビは出てきたけどね。
by pixonthebeach
| 2005-02-07 04:56
| music/movies/tv
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