私が働いていたお店は、ダウンタウンの中心部にあったため、とにかくいつも忙しかった。観光客、地元の常連客などで常にいっぱいで、クリスマスの時期にはカナダ国内で1、2位を争うほど売り上げがあったとか聞いた。
そして、セレブに遭遇する確率が非常に高かった・・・・・・ キャメロン・ディアス、アーノルド・シュワルツネッガー、グウィネス・パルトロウ、フレンズのマシュー・レブラン、名前を覚えてないけれど、スーパーモデル、有名スポーツ選手、などなど全部見たわけではないけれども、私がこのお店で働いていたときにきたスターはたくさん。 シュワちゃんなんかは、ちょうど映画「シックスデイ」の撮影期間中で、1ヶ月くらいしょっちゅうお店に来ていた。そのうちマネージャーと仲良くなってエスプレッソマシンでエスプレッソを作ったりしたといっていた。 ある日夜のシフトで働いてたときに、背の高いアフリカンアメリカンの男性がやってきた。さりげないけれど、高そうでおしゃれな服装、身のこなしもなんだか人とちょっと違う。 「ひゃ~、この人かっこいい~」 なんてちょっぴり思いながら、オーダーされたコーヒーフラップチーノ(ベンティサイズ)を4つ、作って手渡す。颯爽とお店を出て行く背中を見ながら、一緒に入っていたスタッフが近づいてきて、言った。 「今の人、ショーン・ウェインだったの、わかった?」 「え? 知らん」 そのときの私は全然知らなかったんだけど、ショーン・ウェインといえば、実はマーロン・ウェインやデイモン・ウェインといったウェイン兄弟の1人で、一番有名どころ。「Scary Movie(邦題”最終絶叫計画”)シリーズや、昨年は「White Chicks」といったコメディにも出演している有名俳優さんだったのだ。 なるほど・・・・・・いや、さすがセレブはやっぱり違うんだ~と納得。オーラというか、華があった。 歌手のサラ・マクラクランもなんかきれいな人だな~ってすぐわかったもんなあ。
by pixonthebeach
| 2005-01-08 09:58
| カナダでやってみた
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